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参考書2 物理・化学

 掲載順は僕が取り組んだ順番なので、おおよそ難易度とリンクしていると思われます。模試などでは理科が要だったのですが、結局本番はミスと実力不足が重なり殆ど点になりませんでした。私自身が理科の点数を取れていない以上、大して役に立たないと思います。予めご注意ください。
※注意 どのような名著でも相性が重要なので立ち読みは必須です。尚、私は問題数が少ない本を好み、無駄な解説をするくらいなら解説なんて不要と考える人間です。


物理
・物理のエッセンス 【河合出版】
 定番中の定番。確かに教科書を読むだけでは分からない部分への手がかりを与えてはくれるが、巷で言われているように暗記一辺倒になってしまいかねない。とは言え、物理の両輪は原理の理解と問題への応用であり、ある程度の暗記を経てからの方が原理を理解しやすい人もいると思うので、結局使い方次第である。この本を只管暗記するのは明らかに無駄であるが、導入として活用するくらいなら有用だろう。過信禁物。

・新体系物理 【教学社】
 赤本を出している教学社の本だがその部分に大して意味は無い。解説は紙同然。正直、この本に解説を求めること自体が間違い。この本の偉大なところは、原理導出に重点を置いている部分であり、この長所によって貧弱な解説という欠点は霞む。非常に簡単な問題から始まるが、公式の証明・導出などを経て発展問題へと続く。この中間地点が重要なのであり、そこを終えると物理の問題への理解が更に深まるだろう。又、発展問題に関しても大体の典型題を網羅している。原子分野を除いても400題近くあるため、一見すると扱いにくい本だが、やる価値は十分にある。ほぼ皆無な解説にどれだけ耐えられるかが勝負。

・名問の森 【河合出版】
 難関大学志望者ならマスターしなければならない問題が詰まっている。初見では手こずる問題も多いだろうが、一部のやたら解きにくい問題を除いて典型題を集めているので何度も繰り返す価値はある。この本の問題が全て解けるようになったら、殆どの大学であれば赤本に取り組めると思われる。問題量・解説共に特に不満は無いレベル。上手くまとまっている良書という印象。

・標準問題精講 【旺文社】
 名問の森よりも取り組みにくい問題を集めた問題集。基本的な事項の応用が問われてくる。余り目にしないような問題設定もあり、難易度はかなり高め。精講として扱っている問題量は少なめだが、演習問題がついている。解説はあっさり。最低限のことは書いてあるので、このレベルの問題を解く人にはこれくらいで丁度良いと思われる。出典が東大になっている問題もいくつかあるが、その中には赤本25ヵ年に収録されていない問題もあるので、赤本を一通り解いた後の実力養成にも使える。

・理論物理への道標 【河合出版】
 受験物理向け参考書で最難と言われている本。参考書部分と問題集部分の2つから成っているが、どちらも非常にレベルが高い。私は大学の講義で分からない部分があると、時々この本を参考にしていた。「難しすぎてやる必要性は薄い」と言っている人もいるが、決してそんなことはない。一見すると典型題なのに計算が面倒であったり、設定が複雑であったり、かなり特徴的な問題であったり、レベルは確かに高く、最難の名に相応しいが、あくまでも受験物理向けである。中には微積分の考え方を利用して解く問題や、微積分を用いた解説もあるが、教科書に載っていないとはいえ物理を理解する上では大変有用。現役生にこの本を解く時間があるかどうかは疑問を抱かざるをえないが、物理が好きならば買って損は絶対にしない。目新しい設定がよく見られる東大物理対策としては最高の本。

化学
・実戦重要問題集(重問) 【数研出版】
 化重という略称があるのに何故か殆どの人が重問と呼ぶ定番書。数研出版らしく、問題量が多く、解説はあっさり目。A問題は割と基本的な問題から始まり、B問題では結構難し目の問題に至る。私は時間の都合上A問題だけ解き、次の問題集に移った。逆にB問題だけを解くという手もある。この本を最終段階にして次に赤本を持ってくるのであれば全部解くべきだが、そうでないのなら半分解けば十分であろう。個人的には全部解く気は起こらなかった。知識を入試問題に応用する為の導入として有効。

・標準問題精講 【旺文社】
 友人に薦めたら気に入ってもらえた本。その友人は東大に現役合格したが、薦めた私は見事に落ちている。問題は100題にも満たないが、解説が非常に詳しい。溶液・気体分野はやや簡単であるので注意が必要だが、他は難易度も十分であり、化学に時間を割けない人には打ってつけの本。問題数が少ないおかげで復習もしやすい。赤本への導入に最も相応しいと個人的には思っている。

・チャート式要点別問題演習 実戦編 【数研出版】
 重問は人気なのにこちらは何故かマイナー。重問よりも難しく、解説は段違いに詳しい。問題数は約50題と、費用対効果は悪い。しかし、解説は詳しいし、難易度も相当なものなので買う価値はある。新演習をやる時間がない人は、お金はかかるが標準問題精講とこの本の二冊をやれば十分であろう。ただ、所々解説が分かりにくい事がある。問題数の少なさ故にすぐ完成させられるのが長所なので、赤本を解いてみて実力不足を感じた時に是非立ち読みして欲しい。

・新演習 【三省堂】
 言わずと知れた難関大学志望者御用達の本。問題数は300を超え、解く前からやる気が失せる。生半可な実力で解こうとすると心が折られかねない。典型題の網羅は勿論、新傾向も収録しており、一通り解けば相当な実力がつく。が、いかんせん問題量が多すぎる。☆1コの問題は大して難しくないので省いても問題ないが、それでも尚多い。何故か☆3コの問題も多くが簡単なので省いても良いかもしれない。無機化学の元素各論が多いのでそこを省くという手もある。兎に角、自分にあった使い方をしないと疲労感で一杯になってしまう。東大化学は長文を読ませて新傾向問題を解かせるという形式が多い為、やはり赤本の対策が中心となってくる。その事を考えるとこの本に時間を割きすぎるのは得策とは言えないかもしれない。私は計二周したが、特に時間のない現役生の方は要検討。

番外編
・新理系の化学100選 【駿台文庫】
 受験化学向け参考書で最難に位置する。時間が無かったため20題程しか解けなかったため、番外編とした。感想を述べられる程解いたわけではないが、兎に角重い。ある意味東大化学対策としては最高なのかもしれない。本番はどんなミスをするか分からないので、問題の古さに驚きながらこれくらいの難易度の問題に取り組むのはきっと意味があるのだろう。残念ながら時間の都合上割愛した私には分からない。買う方は立ち読みは勿論、ご自分の学習計画表とよくご相談ください。
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プロフィール

hi-lite

Author:hi-lite
北海道出身
北大理学部を中退、理科一類を経て東大工学部へ進学
Twitter:@hilite69
趣味は書道、ドライブ
2014年9月より1型糖尿病(IDDM)患者

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