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入院体験記 7

遂にインシュリンポンプを導入し、お腹の左側にはCGMS、右画はにはポンプとまるで人造人間のようです。注射を打つ手間とポンプを付けておく煩わしさを比べると、個人的には注射の方が楽な気がしていました。例えば、ポンプのチューブの長さには当然限界があるのでお手洗いに行ってズボンを下げるとチューブが伸びきって冷やっとします(ポンプは大体ベルトに付けるかポケットに入れておきます)。人前で注射を打つことに躊躇いを感じる人は多いでしょうが、人から見える所にポンプを付けておく事も同様に憚られます。注射よりもポンプの方が月々8000円程高くつきます。それでも、私は実際に血糖コントロールが上手く行っているのを目にするとポンプにしようと思いました。就職し家計を全て自分で管理するようになったら高価なポンプよりも注射を選ぶかもしれません。ですが、初期の血糖コントロールが重要であることを鑑みて今のところはポンプを使おうと思います。
9月11日
血糖値→深夜76、朝食前58(20分後96)、昼食前174、17時62(30分後110←夕食前として処理)、就寝前146
Basal→0~5時0.4、5~11時1.0、11~21時0.8、21~0時0.25 / Bolus→7‐7‐7
朝食前の血糖測定で2回目の低血糖。元々朝に弱く、深夜の血糖測定と6時起床によって頭がボーッとしていたのだと思ったら低血糖であった。1回目は明らかに低血糖だと分かったのだが、2回目で既に自覚症状が薄くなっていた。糖尿病の自覚症状もそうだが、ちょっと体調が悪いだけと勘違いしてしまうようなものばかりで中々困る。
朝食を終え、CGMSを解析してもらう為医局にお邪魔した。上下を何回も繰り返しており、本当にこんな血糖値になっているのか疑問ではあったが、傾向をつかむ為には有意義であろう。実際、この機械のお陰で深夜に低血糖に陥っていることが判明した。その為21~翌5時のBasalを0.4から0.25へ下げることになった。
昼前の血糖は高めだが恐らくソモジー効果なのだろう。午後に糖尿病教室で検査について学ぶ。示された血糖コントロールの目標値を見て良くなっていることはわかるが、それでもまだまだ高血糖なのだと再認識。その後は何もなく暇にしていたら17時頃に再び倦怠感を覚え血糖測定を行うと見事に低血糖だった。1回目ほど深刻な状態ではなかったし夕食も近いし、それにどうせソモジー効果で上がるんだから放っておこうかとも思ったが、折角のデータを取るためにもちゃんと看護師さんに連絡。就寝前の血糖はそこまで高くなかったが、一喜一憂しても仕方ない事は学習済みなので特に何も感じず。

9月12日
血糖値→深夜90、7時30分60(25分後90←朝食前として処理)、昼食前229、15時152、夕食前135、就寝前115
Basal→0~5時0.25、5~11時1.0、11~21時0.65、21~0時0.25 / Bolus→7‐6‐9
朝に4度目の低血糖。この時は気付くことすらなかった。後から考えてみればやはり朝に弱いせいだと思っていた若干の睡魔を伴った気だるさが症状だったのだろう。とにかく「ダルいなら低血糖かも」と疑う事が大切なのだと実感。昨日の夕方の低血糖を受けて昼のBasalを0.8から0.65に下げた。又、Bolusも昼を下げる代わりに朝と夜を上げ、7‐7‐7から9‐6‐9へ変更になった。
昼にまたしても血糖が高くなっており、ソモジー効果なのだろうと頭でわかっていてもやはりショックを受ける。昼食を終え、糖尿病教室で栄養について学ぶ。糖尿病にかかると兎に角食事療法について言われるので少し辟易してしまうが、同時に退院したら自炊を頑張ろうと決意。その後には初めてのポンプの付け替えを行うが、特に問題はなかった。しかし穿刺後の違和感にはまだまだ慣れず、時折痛む。夕食前、就寝前は中々良好な数値で満足。

9月13日
血糖値→深夜79、朝食前76、昼食前163、夕食前145、就寝前139
Basal→0~5時0.25、5~11時1.0、11~21時0.65、21~0時0.25 / Bolus→9‐6‐7
深夜の血糖は良好。朝起きてダルいので昨日の教訓に習い、低血糖を疑って血糖測定をするが76。肩透かしを喰らった感じがしたが、その後CGMSを解析してもらうと寝ている間に低血糖になっていたことが判明。朝の気だるさもその余波なのかも知れないが詳しいことは不明。いずれにせよインシュリンが多いようなので午前中のBasalを翌日から1.0から0.8へ変更することに。昼の血糖はちょっと高め。
この日は入院して初の外出をしたが、途中で気だるさを感じたのでブドウ糖を摂取。久々の外出で疲れたのか、暑さのせいか、低血糖だったのか分からないが念の為に摂取して正解だっただろう。ずっと狙っていた硯を買いに行けて満足。
この日はたまたま出張が決まっていた父が来て主治医の先生から説明を受けていた。当然同席し合併症について訊いてみたが今のところ心配するような部分はないらしく一安心。過剰反応と言われても良いが、本人にしてみれば文字通り死活問題なのである。

入院日数もずいぶん増え、ここまで来ると検査もないので只管血糖コントロールの模索でした。初めて来た時は私を含め4人居た病室も、4→5→3→2→1(私だけ)→3→4→6→5→3→2と変化し途中から最古参となっていました。早く退院したいと常々思っていましたが、ここまで長居すると何もしなくてもご飯が出てきて、バイトもせず飽きるまでゴロゴロできるこの環境も大分気に入っていました。検査もないですしね。今振り返ってみてもいい病院でした。
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プロフィール

hi-lite

Author:hi-lite
北海道出身
北大理学部を中退、理科一類を経て東大工学部へ進学
Twitter:@hilite69
趣味は書道、ドライブ
2014年9月より1型糖尿病(IDDM)患者

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