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入院体験記 8

初めて病院に来た時入院に関して「最低でも一週間、長いと二週間程度」と言われていたので3日から入院していた私は16日には退院したいとずっと思っていました(そもそも9日に退院したいと思っていたのですが)。とはいっても、身体の方が大切ですから血糖が落ち着くまでは無理に退院する訳にはいきません。私の血糖値やインシュリン投与量を見ていただければ血糖コントロールが難しい事がお分かりになると思います。特に1型糖尿病を発症した直後はβ細胞がまだ完全には死滅していない為、初期に厳格な血糖コントロールをして膵臓の疲弊を抑えることでβ細胞の延命ができるそうです。そうなると一時的に(大体数ヶ月から半年らしいです)インシュリン投与量が抑えられ、殆どを自己分泌で賄えるようになります。この期間をハネムーン期と呼び、1型糖尿病患者の初期治療はこのハネムーン期をいかに長くするかに焦点を当てるそうです。元々身体が勝手に調節してくれていたものなのですから、自己分泌が可能となる期間が長い方が良いのは当然です。
という訳で、1型糖尿病患者の方は最初の内は大変でも血糖コントロールを頑張らないといけません(自戒)。

9月14日
血糖値→7時30分56(30分後86←朝食前として処理)、昼食前157、夕食前70、就寝前161
Basal→0~5時0.25、5~11時0.8、11~21時0.65、21~0時0.15 / Bolus→9‐6‐7
2日ぶり5度目の低血糖で朝を迎える。過去最低の低血糖だったが、この時も今まで同様に寝起きの悪さと重なってしまい確信はなく、取り敢えず測るかと思い測定してみたところ見事に当たった。午前中に再びCGMSの解析。やはり夜間に低血糖を繰り返しているようなので21~翌5時のBasalを0.25から0.15に、5~11時を0.8から0.7に下げた。着実にインシュリンの必要量が下がっているので一安心。昼前はソモジー効果だと思われる。
夕食前も低血糖気味であったが、夕食前の血糖測定が近づいていたのでその時で良いだろうと思い放置していたら70まで上がっていた。これまたソモジー効果だと考えられる。その影響か就寝前は少し高めになりCGMSがエラーを出してしまった。CGMSが感知した血糖の上下(予想値のようなもの)に対して、入力された値(実数値)が高すぎたり低すぎたりするとエラーとなり記録がストップしてしまう。深夜の血糖状態を解析する折角の機会を一つ潰してしまい残念。

9月15日
血糖値→朝食前71、昼食前112、夕食前93、就寝前123
Basal→0~5時0.15、5~11時0.7、11~21時0.65、21~0時0.15 / Bolus→9‐6‐7
朝は低血糖ギリギリであった為、深夜に低血糖になっている可能性は否定できないが昨晩からCGMSがエラーを出していたため判定できず。その為インシュリンの量も変更せず経過観察となった。8日に入れたCGMSだが、メーカーは3日に1回交換を推奨している為、8日も入れっぱなしにしていると大分劣化する可能性があるらしい。ちなみに、主治医の先生曰く経験則的に一週間程度入れっぱなしにしても身体に悪影響はないとのこと。いずれにせよ、8日も入れていたので遂に交換となった。抜く時は点滴と同じく全く痛くない。
CGMSを抜いてもらった事により8日ぶりに風呂に入れた。これが何よりも大きい。頭だけならCGMSがあっても洗えるが、身体は無理なのでずっとタオルで拭いて凌いでいた。別に3日に1回交換してもらえば3日に1回入れるのだが、穿刺の痛みと天秤にかけた時、私はこちらを選んだ。事実、二回目の穿刺も割と痛かった。この日は全体的に血糖が安定しており、風呂に入れたこともあってとても良い日であった。

9月16日
血糖値→朝食前60(20分後113)、昼食前78、夕食前77、就寝前136
Basal→0~5時0.15、5~11時0.7、11~17時0.65、17~21時0.6、21~0時0.15 / Bolus→9‐6‐7
これまた2日ぶりに6度目の低血糖。この時は完全に自覚症状がなく、測ってみて驚いた。無自覚低血糖にだけはなりたくない。昼前はソモジー効果で高くなるかと思いきや、そこまで上がらず寧ろ低めなくらいでこれまた驚く。夕方にCGMSを解析してみると全体的に血糖の振れ幅が小さくなっており大分安定してきた。昼の血糖も低かったので翌日から5~11時0.7・11~21時0.65を5~21時0.6まで下げることに。Basalも最初の半分程になっており、このままいけば週末には退院できるとの事。本当は今日退院する予定だったのだが、それでも上手く行っているようで安心。夜も特に問題なく平和な一日であった。

大分長引いてしまいましたが、主治医の先生のお陰で何とか標準値に収まる事が増えてきました。最初は40単位入れていたのにほぼ毎日下がっていったのはやはり嬉しいものです。最初は血糖も下がらず、インシュリンの量も増えていき「こんなで大丈夫なのだろうか」と非常に不安に思っていましたが、病院に管理してもらえば少しずつでも着実に良くなっていきます。上手く行っていない人も根気強く頑張ってください。最終的には良くなるはずです。
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プロフィール

hi-lite

Author:hi-lite
北海道出身
北大理学部を中退、理科一類を経て東大工学部へ進学
Twitter:@hilite69
趣味は書道、ドライブ
2014年9月より1型糖尿病(IDDM)患者

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